プロテイン・エクスプレスのVHH抗体作製サービスは、動物への免疫を行わないディスプレイ法。特定のVHH抗体遺伝子を効率的に選別できるほか、得られたVHH抗体遺伝子を効率良く分泌生産させることも可能です。
標的に結合するモノクローナル抗体を探索するなら、求める親和性や特異性を発揮できる動物選びが重要。動物の特性を正しく理解し、適した手法で取得できる受託会社に依頼しましょう。
このサイトでは、動物の特徴や取得手法の違いをお伝えした上で、動物種別のおすすめモノクローナル抗体作製受託会社をご案内しています。委託先選びの参考にしてみてください。
マウスで取れない抗体が見つかる
モノクローナル抗体作製
受託サービス会社一覧
オーストラリアでの羊毛産業にも利用されている技術を持つプロテイン・エクスプレス。VHH抗体以外にも、有用タンパク質の効率的な製造技術の開発、医薬品を含めた産業利用可能なタンパク質の開発に強みを持つ企業です。
高い安定性を持つVHH抗体の利点は、高い特異性と親和性。さらに、VHH抗体は、従来の抗体とは比べものにならないほどの安定性も備えており、温度、界面活性剤、塩など、pHの極端な条件にも耐えることができます。プロテイン・エクスプレスでは、動物への免疫を必要とせずに、高い親和性で結合するVHH抗体を提供することができます。
VHH抗体は、安定性も高いため大量生産が可能ですが、受託サービスにおいては抗原に結合する抗体作製は当然ですが、取得できた抗体が製品や薬品、研究用として有用な品質でなければ意味がありません。プロテイン・エクスプレスでは、取得後のVHH抗体の結合力や安定性などをチェックし、用途に合致するVHH抗体の提供を行っています。
動物への免疫工程が不要なディスプレイ法を採用しているため、通常の抗体作成よりも大幅な納期の短縮が可能です。また、プロテイン・エクスプレスのスクリーニングシステムでは、scFvのような低分子抗体や環状ペプチドへの応用にも対応できるほか、二重特異性化などの高付加価値抗体、VHH化にも対応が可能です。
動物への免疫を行わないディスプレイ法の導入 プロテイン・エクスプレスは、江戸時代から続く醤油メーカー、ヒゲタ醤油の子会社。有用タンパク質の効率的製造技術の開発をはじめ、医薬品への産業利用可能なタンパク質の開発や研究支援を行なっているバイオ企業です。
分泌タンパク質の大量生産という、工業的に優れたタンパク質生産システムを持ち、タンパク質受託発現サービスなどを提供しています。VHH抗体作製サービスにおいては、ディスプレイ法(無細胞翻訳系)を採用。ラクダ科動物への免疫を行わず、特異的なVHH抗体遺伝子を効率的にスクリーニングできるシステムを構築しています。
また、得られたVHH抗体遺伝子は、ブレビバチルス発現系にて、効率的な分泌生産をすることも可能です。
会社名 | 株式会社プロテイン・エクスプレス |
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取得可能な動物 | ラクダ科動物(アルパカ、ラマ等) |
本社所在地 | 千葉県木更津市かずさ鎌足2丁目1-6 |
電話番号 | 0438-52-0112(代表) |
公式サイト | https://www.proteinexpress.co.jp/ |
マウスモノクローナル抗体は、取得する抗体の多様性や、親和性・特異性が限定的なこと、マウス疾患モデルで免疫染色を行う場合に問題が生じることがあることなど、いくつもの課題を抱えています。
ここではウサギ・ニワトリ・ラクダ科動物・ヒトといった4種類の動物を中心に、合った目的や特徴について詳しくまとめました。
Google検索で「モノクローナル 抗体受託」と検索した結果より、モノクローナル抗体の取得・探索・作製受託を行う会社・39社を調査(2023年6月7日調査時点)。
日本抗体学会(https://antibodysociety.jp/)に所属している企業の内、対象の動物種からモノクローナル抗体を作製するサービスを提供している会社をピックアップ。
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