アーク・リソース

アーク・リソースのモノクローナル抗体作製受託サービスは、小動物から大動物まで、幅広い動物種でのモノクローナル抗体作製を手がけています。ここでは、抗体取得に用いる動物や作製プラン、納期などの特徴、アーク・リソースの強みなどを詳しくご紹介します。

目次

アーク・リソースのモノクローナル抗体作製受託サービス

取得できる免疫動物は、マウスをはじめラット、ウサギ、アルパカなど小動物から大動物まで、幅広い動物種でのモノクローナル抗体作製に対応しています。目的の測定系に適応する、使える抗体の取得、高精度のスクリーニングを提供できる通常の抗体作製サービスがあります。

また、腹水法、培養法によるマウスモノクローナル抗体のバルク供給が可能であり、mg単位からg単位までお客様のニーズに合わせて柔軟に対応できるサービスも特徴です。

抗体取得が可能な動物マウス・ラット・ウサギ・ヒト・アルパカ
抗体作製プラン低分子(ハプテン)からタンパク質まであらゆるターゲットに対する抗体取得が可能な「受託マウスモノクローナル抗体作製サービス」
腹水法、培養法によるマウスモノクローナル抗体の「バルク供給」
おおよその必要期間最短1か月
納品物記載なし
対応オプション記載なし

アーク・リソースのモノクローナル抗体作製・探索の強み

徹底した品質管理と積極的な新技術導入。創業以来、ニッチながらも技術的にはトップになることを目指しています。外部機関による動物福祉認証(実験動物生産施設等福祉認証024号)の取得や、抗体事業部ではウサギやマウスといった一般的な免疫動物だけでなく、国内では他社に先駆けてアルパカVHH抗体作製事業を開始するなど、新技術導入に積極的な企業です。特に、mg単位からg単位やアニマルフリーによる抗体の大量製造などのバルク供給に強みがあります。

適した手法で取得できる受託会社選びが大切

目的や希望のモノクローナル抗体を作製受託するなら、受託会社が保有する技術や抗体取得が可能な動物の種類、作製期間などを比較し、適した手法で取得できる受託会社に依頼することをおすすめします。
このサイトでは、動物の特徴や取得手法の違いから、動物種別におすすめのモノクローナル抗体作製受託会社をご案内しています。各会社を比較し、参考にしてみてください。

マウスで取れない抗体が見つかる
モノクローナル抗体作製
受託サービス会社一覧

アーク・リソースのモノクローナル抗体作製事例

低分子抗体の作製に多数の成功事例があり、分子量300〜500の有害化学物質に対する抗体や分子量350のホルモンに対する抗体は、世界トップクラスの特異性と反応性を持っています。その他にも、抗ペプチド抗体や抗タンパク抗体、抗ウイルス抗体、抗微生物抗体などの取得実績があります。

※参照元:アーク・リソース株式会社公式サイト(https://www.ark-resource.co.jp/service-antibody/monoclonal/)

アーク・リソースのモノクローナル抗体作製受託サービスの特徴

徹底した品質管理

アーク・リソースのモノクローナル抗体取得サービスの優れた点のひとつに、徹底した品質管理があります。ISO9001およびISO13485 認証も取得しており、常に徹底した品質管理と品質向上に努めています。また、実験動物福祉委員会を社内に設置するなど、飼育動物に関しても配慮した体制を整備し、研究開発に取り組んでいます。

モノクローナル抗体のバルク供給に対応

小動物から大動物まで、幅広い動物種への免疫実績を持つアーク・リソースでは、発注者から要望された精製方法による精製抗体を納品することも可能です。さらに、腹水法や培養法によるマウスモノクローナル抗体の大量バルク供給にも対応。製薬会社向けなどのバルク製造に実績があります。

アルパカ抗体のパイオニア

次世代抗体として、臨床研究だけでなく産業分野での利用も増えつつあるアルパカVHH抗体。アーク・リソースは、他社に先駆けて国内でのアルパカの飼育開始と同時に研究をスタートさせたアルパカ抗体のスタンダード的な企業です。アルパカの飼育から免疫体制まで整備し、一貫したVHH抗体単離のサービスを提供しています。

アーク・リソースの会社情報

会社名 アーク・リソース株式会社
取得可能な動物 マウス・ウサギ・アルパカ
本社所在地 熊本県熊本市西区中原町383-2
電話番号 096-329-0880
公式サイト https://www.ark-resource.co.jp/

マウスで取れない抗体が見つかる
モノクローナル抗体作製
受託サービス会社一覧

【動物別】
おすすめのモノクローナル抗体
作製・探索受託会社4選

マウスモノクローナル抗体は、取得する抗体の多様性や、親和性・特異性が限定的なこと、マウス疾患モデルで免疫染色を行う場合に問題が生じることがあることなど、いくつもの課題を抱えています。

ここではウサギ・ニワトリ・ラクダ科動物・ヒトといった4種類の動物を中心に、合った目的や特徴について詳しくまとめました。

Google検索で「モノクローナル 抗体受託」と検索した結果より、モノクローナル抗体の取得・探索・作製受託を行う会社・39社を調査(2023年6月7日調査時点)。
日本抗体学会(https://antibodysociety.jp/)に所属している企業の内、対象の動物種からモノクローナル抗体を作製するサービスを提供している会社をピックアップ。

特許技術「Ecobody®」で
高機能ウサギ抗体を迅速に取得
iBody株式会社

iBodyのウサギモノクローナル抗体は
こんな目的におすすめ

  • 高い親和性と特異性を活かした免疫染色を実施したい
  • わずかな違いのある抗原を見分け、低分子抗原を高感度に検出したい
  • 高感度な診断薬を開発したい

iBodyのウサギモノクローナル抗体作製の特徴

  • 遺伝子配列に依存せず、高機能な抗体を取りこぼすことなく評価できる
  • B細胞の不死化や培養が不要
  • 最短2日間という極めて短期間で抗体を取得・評価可能

iBodyの公式サイトで
抗体作製受託サービスを見る

独自技術「ALAgene(R)」で新たな創薬ターゲットを開拓
株式会社ファーマフーズ

ファーマフーズのニワトリモノクローナル抗体は
こんな目的におすすめ

  • 相同性が高く、哺乳類では得られなかった抗体を取得したい
  • IgY抗体を取得したい

ファーマフーズのニワトリモノクローナル抗体作製の特徴

  • 創薬ターゲット分子に対しての抗体作製が可能
  • 同じ性質の抗体を安定的に供給可能

ファーマフーズの公式サイトで
抗体作製受託サービスを見る

独自の抗体ライブラリーにより10日前後でVHH抗体作製可能
RePHAGEN株式会社

RePHAGENのラクダ科動物モノクローナル抗体は
こんな目的におすすめ

  • 安定性の高いVHH抗体を取得したい
  • 低分子抗体を取得したい
  • 多価抗体や多重特異性抗体を作製したい

RePHAGENのラクダ科動物モノクローナル抗体作製の特徴

  • 豊富なライブラリーか最短10日で抗体開発
  • 熱やpHへの耐性がある高安定型ラクダ科VHH抗体を保有
  • 多様性を増大させたVHH提示ファージライブラリーを構築

RePHAGENの公式サイトで
抗体作製受託サービスを見る

「Ecobody技術®」で
有用なヒト抗体を取りこぼさない
iBody株式会社

iBodyのヒトモノクローナル抗体は
こんな目的におすすめ

  • 医薬品開発に適した抗体を取得したい
  • 感染症の感染者から感染ウイルス等を中和する抗体を同定したい
  • 自己免疫疾患の発症機構を解明したい

iBodyのヒトモノクローナル抗体作製の特徴

  • すべての抗体を発現可能で抗体の取りこぼしがない
  • 病変部位に出現する抗体を収集可能
  • 患者自己抗体の同定が可能

iBodyの公式サイトで
抗体作製受託サービスを見る