代表的なモノクローナル抗体の取得方法としてハイブリドーマ法、ファージディスプレイ法、Ecobody法、培養法の4つがありますが、それぞれの方法にはどのような特徴があるのでしょうか。このページで詳しく解説しています。
※参照元:MBLライフサイエンス(https://ruo.mbl.co.jp/bio/support/method/antibody-production.html)
免疫動物から取得したB細胞を、ミエローマ細胞などと融合させることで増殖します。96ウェルプレートの1ウェルに細胞が一つ入るような希釈倍率で植え込んで培養し、上清に産生された抗体をELISAなどで評価することで、目的抗体を産生するB細胞を特定する手法です。
動物やヒトから取得したB細胞を、ウイルスを感染させたり増殖因子を添加したりすることで増殖させます。培養上清に産生された抗体を、ELISAなどで評価することで、目的抗体を産生するB細胞を特定する手法です。
動物やヒトから取得したB細胞を増殖させずに、セルソーターなどを使って1細胞ずつに分離します。その細胞一つひとつから、それぞれ個別にPCRで抗体遺伝子を増幅。発現した抗体をELISAなどで評価し、目的抗体を取得する手法です。
免疫動物から抗体遺伝子を混合物として取得します。それをファージディスプレイなどの解析手段によって、目的の抗原を認識する抗体遺伝子をスクリーニングアップする方法です。
免疫しない動物から取得する場合は、スクリーニングアップした後に抗体CDRの塩基配列をランダム化した人工ライブラリーを作製することもあります。
標的に結合するモノクローナル抗体を探索するなら、求める親和性や特異性を発揮できる動物選びが重要。動物の特性を正しく理解し、適した手法で取得できる受託会社に依頼しましょう。
このサイトでは、動物の特徴や取得手法の違いをお伝えした上で、動物種別のおすすめモノクローナル抗体作製受託会社をご案内しています。委託先選びの参考にしてみてください。
マウスモノクローナル抗体は、取得する抗体の多様性や、親和性・特異性が限定的なこと、マウス疾患モデルで免疫染色を行う場合に問題が生じることがあることなど、いくつもの課題を抱えています。
ここではウサギ・ニワトリ・ラクダ科動物・ヒトといった4種類の動物を中心に、合った目的や特徴について詳しくまとめました。
Google検索で「モノクローナル 抗体受託」と検索した結果より、モノクローナル抗体の取得・探索・作製受託を行う会社・39社を調査(2023年6月7日調査時点)。
日本抗体学会(https://antibodysociety.jp/)に所属している企業の内、対象の動物種からモノクローナル抗体を作製するサービスを提供している会社をピックアップ。
iBodyのウサギモノクローナル抗体は
こんな目的におすすめ
iBodyのウサギモノクローナル抗体作製の特徴
ファーマフーズのニワトリモノクローナル抗体は
こんな目的におすすめ
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RePHAGENのラクダ科動物モノクローナル抗体は
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iBodyのヒトモノクローナル抗体は
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