イーベックのモノクローナル抗体作製受託サービスは、ヒト末梢血からヒトモノクローナル抗体を作製する技術を保有しています。ここでは、抗体取得に用いる動物や作製プラン、納期などの特徴、イーベックの強みなどを詳しくご紹介します。
安全性の高いヒトモノクローナル抗体を取得する技術など、高い技術力を持つイーベックのモノクローナル抗体取得サービス。主力事業は治療用抗体の提供ですが、創薬シーズの実用化や医薬候補抗体の開発にも力を入れています。
抗体取得が可能な動物 | ヒト |
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抗体作製プラン | ヒト末梢血Bリンパ球由来の抗体遺伝子クローニング |
おおよその必要期間 | 記載なし |
納品物 | ハイブリドーマ |
対応オプション | 記載なし |
ヒト末梢血から、ヒトモノクローナル抗体を作製するという技術の開発に成功したイーベック。同社の強みのひとつであるヒト抗体の研究開発を主軸に、ヒト抗体ならではの機能を生かした、さまざまなニーズに対応しています。新型コロナウイルスの変異株への対応が期待される抗体など、医薬品用の抗体を開発するバイオベンチャー企業。これまでの、マウス抗体をヒトに近づけた抗体ではなく、完全ヒト抗体作製を可能にした技術力を持っています。
目的や希望のモノクローナル抗体を作製受託するなら、受託会社が保有する技術や抗体取得が可能な動物の種類、作製期間などを比較し、適した手法で取得できる受託会社に依頼することをおすすめします。このサイトでは、動物の特徴や取得手法の違いから、動物種別におすすめのモノクローナル抗体作製受託会社をご案内しています。各会社を比較し、参考にしてみてください。
マウスで取れない抗体が見つかる
モノクローナル抗体作製
受託サービス会社一覧
公式HPでは見当たりませんでした。
ヒト抗体は、ヒトの体内で異物と認識されないため、治療の効果も高く安全だと考えられています。イーベックでは、ヒト体内で抗体の産生を担うBリンパ球から、完全ヒト抗体を作製する独自の技術を開発。診断や医薬などに幅広く利用されています。
複数の製薬企業だけでなく、診断薬メーカーなどとの取引実績を有するイーベックの主力事業は、治療用抗体の作製。同社の抗体の取得サービスにおいて特に優れた点は、安全性の高い完全ヒトモノクローナル抗体への迅速な対応です。自社で保有する健常人のLCL培養上清から、発注者の特定抗原に対する有望ドナーを割り出し、有望検体から効率的にクローニングすることができる体制を構築しています。
ヒト末梢血からヒトモノクローナル抗体を開発しているイーベックは、感染症の原因となるウイルスを中和する、医薬レベルの抗体作製技術も保有。2020年4月からは、国内の複数の病院や研究機関と連携しながら、COVID‑19(新型コロナウイルス感染症)の原因とされるウイルスに対する抗体の開発にも取り組んでいます。
会社名 | 株式会社イーベック |
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本社所在地 | 北海道札幌市中央区大通西6丁目 大樹生命札幌大通ビル8F |
電話番号 | 011‒231‒1782 |
公式サイト | https://www.evec.jp/ |
マウスモノクローナル抗体は、取得する抗体の多様性や、親和性・特異性が限定的なこと、マウス疾患モデルで免疫染色を行う場合に問題が生じることがあることなど、いくつもの課題を抱えています。
ここではウサギ・ニワトリ・ラクダ科動物・ヒトといった4種類の動物を中心に、合った目的や特徴について詳しくまとめました。
Google検索で「モノクローナル 抗体受託」と検索した結果より、モノクローナル抗体の取得・探索・作製受託を行う会社・39社を調査(2023年6月7日調査時点)。
日本抗体学会(https://antibodysociety.jp/)に所属している企業の内、対象の動物種からモノクローナル抗体を作製するサービスを提供している会社をピックアップ。
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