特殊免疫研究所のモノクローナル抗体取得サービスは、免疫から評価するまでの工程において要望に合わせた技術を提供してくれることが強みです。特に、樹立クローンの試験や標識にも対応し、理想のモノクローナル抗体の作製が実現できます。
標的に結合するモノクローナル抗体を探索するなら、求める親和性や特異性を発揮できる動物選びが重要。動物の特性を正しく理解し、適した手法で取得できる受託会社に依頼しましょう。
このサイトでは、動物の特徴や取得手法の違いをお伝えした上で、動物種別のおすすめモノクローナル抗体作製受託会社をご案内しています。委託先選びの参考にしてみてください。
マウスで取れない抗体が見つかる
モノクローナル抗体作製
受託サービス会社一覧
特殊免疫研究所ではマウスを動物とし、免疫から細胞融合、クローニング、腹水精製、評価を実施。各工程で約1〜2ヶ月を要し、モノクローナル抗体を得るまで6ヶ月かかります。腹水精製された各抗原の滴定試験、酵素標識にも対応し、抗体の品質保持に努めている会社です。
取り扱う動物は、免疫系の動物実験で広く用いられているBALB/cマウスであり、基本は3匹を使用します。ただ、マウスの種類や3匹以上など要望に応じて変更することが可能です。そのため、免疫研究の目的に合わせたマウスの種類や匹数を選び、より明確な研究結果を得られるようサービスを提供していることが特長となります。
抗体を産生する細胞とミエローマ細胞を融合し、ハイブリドーマを作製した後、特異抗体のスクリーニングを2回実施しています。その際に用いられるのは、基本的にELISA法によるスクリーニング。ただし、研究内容や抗体の用途に合わせてELISA法以外のスクリーニング方法にも対応しています。
作製され樹立クローンをマウス2匹使用してすべて腹水化し、腹水精製の工程を終えた後、完成したモノクローナル抗体の評価を行います。その前に、腹水精製によって作られた抗体に対して、必要となる特定の抗体を検出するため、滴定試験や酵素による標識にも対応していることが特長です。
特殊免疫研究所では、BALB/cマウスを使用してモノクローナル抗体を作製する工程で、ハイブリドーマスクリーニングの実施やクローニング樹立、樹立クローンの腹水化、腹水精製などを基本のプロトコルに沿って実施しています。
ただし、研究開発の内容や抗体の使用目的によっては、マウスの種類やスクリーニングの方法、標識抗体の作製など、基本以外の方法で受託を依頼したい場合もあるでしょう。そこで、特殊免疫研究所では、要望に合わせたモノクローナル抗体を作製するために、対応できる技術の幅を広げてサービスを提供しています。よって、免疫から評価まで一貫して受託してもらえる会社といえます。
会社名 | 株式会社特殊免疫研究所 |
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取得可能な動物 | マウス |
本社所在地 | 東京都文京区後楽1丁目1番10号 日本生命水道橋ビル |
電話番号 | 03-3814-4081 |
公式サイト | https://www.tokumen.co.jp/ |
マウスモノクローナル抗体は、取得する抗体の多様性や、親和性・特異性が限定的なこと、マウス疾患モデルで免疫染色を行う場合に問題が生じることがあることなど、いくつもの課題を抱えています。
ここではウサギ・ニワトリ・ラクダ科動物・ヒトといった4種類の動物を中心に、合った目的や特徴について詳しくまとめました。
iBodyのウサギモノクローナル抗体は
こんな目的におすすめ
iBodyのウサギモノクローナル抗体作製の特徴
ファーマフーズのニワトリモノクローナル抗体は
こんな目的におすすめ
ファーマフーズのニワトリモノクローナル抗体作製の特徴
RePHAGENのラクダ科動物モノクローナル抗体は
こんな目的におすすめ
RePHAGENのラクダ科動物モノクローナル抗体作製の特徴
iBodyのヒトモノクローナル抗体は
こんな目的におすすめ
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