医学生物学研究所(MBL)

目次

医学生物学研究所(MBL)の強み

1961年に日本で初めての抗体メーカーとして設立された医学生物学研究所(MBL)では、ファージディスプレイ法およびハイブリドーマ法でのモノクローナル抗体取得サービスを提供しています

モノクローナル抗体の探索依頼は
「動物を知る」ことから

標的に結合するモノクローナル抗体を探索するなら、求める親和性や特異性を発揮できる動物選びが重要。動物の特性を正しく理解し、適した手法で取得できる受託会社に依頼しましょう。

このサイトでは、動物の特徴や取得手法の違いをお伝えした上で、動物種別のおすすめモノクローナル抗体受託会社をご案内しています。委託先選びの参考にしてみてください。

マウスで取れない抗体が見つかる
モノクローナル抗体作製
受託サービス会社一覧

医学生物学研究所(MBL)のモノクローナル抗体受託サービス

モノクローナル抗体受託サービスの概要

医学生物学研究所(MBL)では主にウサギを用いたファージディスプレイ法とマウスとラットを用いるハイブリドーマ法に対応しています。納期はそれぞれファージディスプレイ法で7.5~8.5カ月、ハイブリドーマ法で7.5カ月であり、費用は抗体取得の方法を問わず要見積もりとなっています。

モノクローナル抗体受託サービスの特長

経験豊富なスタッフが対応

1961年に国内初の抗体メーカーとして設立された医学生物学研究所(MBL)。同社のモノクローナル抗体作成では、経験豊富なスタッフがヒアリングから作成の最終工程まで責任をもって対応します。予算等の諸条件について質問についてはもちろん、技術的な質問であっても担当スタッフと相談できるのは老舗抗体メーカーである医学生物学研究所(MBL)ならではの特徴です。

ウサギを使用するファージディスプレイ法が得意

医学生物学研究所(MBL)では、ウサギを使用したファージディスプレイ法でのモノクローナル抗体取得サービスを得意としています。生体内におけるB細胞の多様性をそのまま保持した抗体ライブラリーが作成できるのはファージディスプレイ法ならではの特徴であり、モノクローナル抗体取得の方法として一般的に広く使用されているハイブリドーマ法と比べて有効な抗体を取りこぼす可能性が少なくなります。

ハイブリドーマ法にも対応

ウサギを使用したファージディスプレイ法が得意な医学生物学研究所(MBL)ですが、ハイブリドーマ法も対応しており、用途や条件に応じて適切な方法してくれます。

モノクローナル抗体取得サービスの技術力

「未だ治療法が確立されていない病気に挑んでこそ価値がある」という理念の元、1961年に国内初の抗体メーカーとして設立された医学生物学研究所(MBL)。老舗抗体メーカーとして、ハイブリドーマ法によるモノクローナル抗体の取得についての研究を1980年代にすでに始めており、豊富な知識や技術、ノウハウを有しています。

また、CDx開発や組み換えタンパク質生産といった関連・周辺分野で多くのサービスを提供しているのも、老舗抗体メーカーならではの特徴と言えるでしょう。

医学生物学研究所(MBL)の基本情報

会社名 株式会社医学生物学研究所(MBL)
取得可能な動物 マウス・ラット・ウサギ・ファージディスプレイ
本社所在地 東京都港区芝大門2丁目11番8号 住友不動産芝大門2丁目ビル
電話番号 03-6684-6860
公式サイト https://www.mbl.co.jp/

マウスで取れない抗体が見つかる
モノクローナル抗体作製
受託サービス会社一覧

【動物別】
おすすめのモノクローナル抗体
作製・探索受託会社4選

マウスモノクローナル抗体は、取得する抗体の多様性や、親和性・特異性が限定的なこと、マウス疾患モデルで免疫染色を行う場合に問題が生じることがあることなど、いくつもの課題を抱えています。

ここではウサギ・ニワトリ・ラクダ科動物・ヒトといった4種類の動物を中心に、合った目的や特徴について詳しくまとめました。

Google検索で「モノクローナル 抗体受託」と検索した結果より、モノクローナル抗体の取得・探索・作製受託を行う会社・39社を調査(2023年6月7日調査時点)。
日本抗体学会(https://antibodysociety.jp/)に所属している企業の内、対象の動物種からモノクローナル抗体を作製するサービスを提供している会社をピックアップ。

特許技術「Ecobody®」で
高機能ウサギ抗体を迅速に取得
iBody株式会社

iBodyのウサギモノクローナル抗体は
こんな目的におすすめ

  • 高い親和性と特異性を活かした免疫染色を実施したい
  • わずかな違いのある抗原を見分け、低分子抗原を高感度に検出したい
  • 高感度な診断薬を開発したい

iBodyのウサギモノクローナル抗体作製の特徴

  • 遺伝子配列に依存せず、高機能な抗体を取りこぼすことなく評価できる
  • B細胞の不死化や培養が不要
  • 最短2日間という極めて短期間で抗体を取得・評価可能

iBodyの公式サイトで
抗体作製受託サービスを見る

独自技術「ALAgene(R)」で新たな創薬ターゲットを開拓
株式会社ファーマフーズ

ファーマフーズのニワトリモノクローナル抗体は
こんな目的におすすめ

  • 相同性が高く、哺乳類では得られなかった抗体を取得したい
  • IgY抗体を取得したい

ファーマフーズのニワトリモノクローナル抗体作製の特徴

  • 創薬ターゲット分子に対しての抗体作製が可能
  • 同じ性質の抗体を安定的に供給可能

ファーマフーズの公式サイトで
抗体作製受託サービスを見る

独自の抗体ライブラリーにより10日前後でVHH抗体作製可能
RePHAGEN株式会社

RePHAGENのラクダ科動物モノクローナル抗体は
こんな目的におすすめ

  • 安定性の高いVHH抗体を取得したい
  • 低分子抗体を取得したい
  • 多価抗体や多重特異性抗体を作製したい

RePHAGENのラクダ科動物モノクローナル抗体作製の特徴

  • 豊富なライブラリーか最短10日で抗体開発
  • 熱やpHへの耐性がある高安定型ラクダ科VHH抗体を保有
  • 多様性を増大させたVHH提示ファージライブラリーを構築

RePHAGENの公式サイトで
抗体作製受託サービスを見る

「Ecobody技術®」で
有用なヒト抗体を取りこぼさない
iBody株式会社

iBodyのヒトモノクローナル抗体は
こんな目的におすすめ

  • 医薬品開発に適した抗体を取得したい
  • 感染症の感染者から感染ウイルス等を中和する抗体を同定したい
  • 自己免疫疾患の発症機構を解明したい

iBodyのヒトモノクローナル抗体作製の特徴

  • すべての抗体を発現可能で抗体の取りこぼしがない
  • 病変部位に出現する抗体を収集可能
  • 患者自己抗体の同定が可能

iBodyの公式サイトで
抗体作製受託サービスを見る