ホクドー

目次

ホクドーの強み

北海道内では数少ない研究機関向け実験動物センターの一つであるホクドー。マウスを用いるPEG法とラットを用いる腸骨リンパ節法の二つの方法に対応しています。

モノクローナル抗体の探索依頼は
「動物を知る」ことから

標的に結合するモノクローナル抗体を探索するなら、求める親和性や特異性を発揮できる動物選びが重要。動物の特性を正しく理解し、適した手法で取得できる受託会社に依頼しましょう。

このサイトでは、動物の特徴や取得手法の違いをお伝えした上で、動物種別のおすすめモノクローナル抗体作製受託会社をご案内しています。委託先選びの参考にしてみてください。

マウスで取れない抗体が見つかる
モノクローナル抗体作製
受託サービス会社一覧

ホクドーのモノクローナル抗体作製受託サービス

モノクローナル抗体作製受託サービスの概要

ホクドーでは、マウスの脾臓B細胞とミエローマ細胞株との細胞融合によるPEG法(従来法)に加え、ラットを使用する腸骨リンパ節法でのモノクローナル抗体取得が可能です。必要期間はPEG法で約6カ月、腸骨リンパ節法で約4カ月となっています。

モノクローナル抗体作製受託サービスの特長

ハイブリドーマ法と腸骨リンパ節法の二つに対応

ホクドーでは、主にマウスを用いるミエローマ細胞株との脾臓B細胞との細胞融合によるPEG法(従来法)と、ラットを用いる腸骨リンパ節法の二つの方法でのモノクローナル抗体取得が可能です。ハイブリドーマの樹立に必要な期間はPEG法で約6カ月腸骨リンパ節法で約4カ月となっており、用途や希望に応じて適したものを選ぶことが出来ます。

品質確保のための試み

ホクドーでは、免疫作業で四匹のマウス及びラットを抗体させますが、取得されるモノクローナル抗体の品質を確保するために、PEG法の場合には反応の優れた一匹のみを、腸骨リンパ節法の場合には反応の優れた二匹のみを細胞融合に使用します。また、万が一細胞融合後のスクリーニングで陽性ハイブリドーマが検出されない場合には、無償で再度の細胞融合とスクリーニングを行います。

抗体作成に失敗した場合は完了した作業分の費用のみを請求

ホクドーのモノクローナル抗体取得サービスでは、実際に行った作業の費用のみを請求するシステムのため、モノクローナル抗体の作成に失敗した際のリスクを最低限に抑えることが出来ます。

モノクローナル抗体取得サービスの技術力

株式会社ホクドーは、北海道内では数少ない研究機関向け実験動物センターの一つです。遺伝子工学の黎明期から国内の生命科学研究を支えてきた企業の一つとして、北海道大学や札幌医科大学といった道内の研究機関はもちろん、東京大学、大阪大学、慶應義塾大学とも取引を行っており、技術力の高さには定評があります。

ホクドーの基本情報

会社名 株式会社ホクドー
取得可能な動物 マウス・ラット
本社所在地 北海道札幌市西区八軒9条西10- 4-28
電話番号 011-641-7507
公式サイト http://www.hokudo.co.jp/index.html

マウスで取れない抗体が見つかる
モノクローナル抗体作製
受託サービス会社一覧

【動物別】
おすすめのモノクローナル抗体
作製・探索受託会社4選

マウスモノクローナル抗体は、取得する抗体の多様性や、親和性・特異性が限定的なこと、マウス疾患モデルで免疫染色を行う場合に問題が生じることがあることなど、いくつもの課題を抱えています。

ここではウサギ・ニワトリ・ラクダ科動物・ヒトといった4種類の動物を中心に、合った目的や特徴について詳しくまとめました。

Google検索で「モノクローナル 抗体受託」と検索した結果より、モノクローナル抗体の取得・探索・作製受託を行う会社・39社を調査(2023年6月7日調査時点)。
日本抗体学会(https://antibodysociety.jp/)に所属している企業の内、対象の動物種からモノクローナル抗体を作製するサービスを提供している会社をピックアップ。

特許技術「Ecobody®」で
高機能ウサギ抗体を迅速に取得
iBody株式会社

iBodyのウサギモノクローナル抗体は
こんな目的におすすめ

  • 高い親和性と特異性を活かした免疫染色を実施したい
  • わずかな違いのある抗原を見分け、低分子抗原を高感度に検出したい
  • 高感度な診断薬を開発したい

iBodyのウサギモノクローナル抗体作製の特徴

  • 遺伝子配列に依存せず、高機能な抗体を取りこぼすことなく評価できる
  • B細胞の不死化や培養が不要
  • 最短2日間という極めて短期間で抗体を取得・評価可能

iBodyの公式サイトで
抗体作製受託サービスを見る

独自技術「ALAgene(R)」で新たな創薬ターゲットを開拓
株式会社ファーマフーズ

ファーマフーズのニワトリモノクローナル抗体は
こんな目的におすすめ

  • 相同性が高く、哺乳類では得られなかった抗体を取得したい
  • IgY抗体を取得したい

ファーマフーズのニワトリモノクローナル抗体作製の特徴

  • 創薬ターゲット分子に対しての抗体作製が可能
  • 同じ性質の抗体を安定的に供給可能

ファーマフーズの公式サイトで
抗体作製受託サービスを見る

独自の抗体ライブラリーにより10日前後でVHH抗体作製可能
RePHAGEN株式会社

RePHAGENのラクダ科動物モノクローナル抗体は
こんな目的におすすめ

  • 安定性の高いVHH抗体を取得したい
  • 低分子抗体を取得したい
  • 多価抗体や多重特異性抗体を作製したい

RePHAGENのラクダ科動物モノクローナル抗体作製の特徴

  • 豊富なライブラリーか最短10日で抗体開発
  • 熱やpHへの耐性がある高安定型ラクダ科VHH抗体を保有
  • 多様性を増大させたVHH提示ファージライブラリーを構築

RePHAGENの公式サイトで
抗体作製受託サービスを見る

「Ecobody技術®」で
有用なヒト抗体を取りこぼさない
iBody株式会社

iBodyのヒトモノクローナル抗体は
こんな目的におすすめ

  • 医薬品開発に適した抗体を取得したい
  • 感染症の感染者から感染ウイルス等を中和する抗体を同定したい
  • 自己免疫疾患の発症機構を解明したい

iBodyのヒトモノクローナル抗体作製の特徴

  • すべての抗体を発現可能で抗体の取りこぼしがない
  • 病変部位に出現する抗体を収集可能
  • 患者自己抗体の同定が可能

iBodyの公式サイトで
抗体作製受託サービスを見る